河内國平・河内一平の日本刀が三越のアートイベントに登場
刀匠の河内國平と、その長男である河内一平の日本刀が、2026年の「MITSUKOSHI Art Week -Discover Japan-」で展示販売される。相州伝や備前伝を学び、伝統技法を追求してきた二人の歩みと、受賞歴に注目したい。

古刀の「乱れ映り」に挑んだ河内國平
1941年に大阪市で生まれた河内國平は、第十四代刀匠・河内守國助の次男として育った。人間国宝の宮入昭平(のちの宮入行平)に師事して相州伝を学び、1972年には奈良県東吉野村に鍛刀場を設けている。その後は人間国宝・隅谷正峯から備前伝を学び、長く再現が難しいとされていた古刀の「乱れ映り」に取り組んだ。2014年には、その成果が評価され、刀剣界最高峰とされる正宗賞を受賞。奈良県無形文化財保持者、無鑑査刀匠、現代の名工としても紹介され、黄綬褒章と旭日双光章を受章している。
伝統を探究する河内一平
河内國平の長男として1973年に奈良県で生まれた河内一平は、2000年に刀匠・宮入小左衛門行平へ入門した。2005年には文化庁から美術刀剣類の製作承認を受け、同年の新作刀展覧会で努力賞と新人賞を獲得している。相州伝の姿や地鉄、刃文を探りながら、現代に生きる刀としての緊張感と美しさを追い求めてきた。新作日本刀や研磨、外装、刀職技術を扱う展覧会では、2018年、2019年、2023年に経済産業大臣賞を受賞。2021年には長野県坂城町に河内鍛刀道場を開き、全日本刀匠会の副会長、日本刀文化振興協会の評議員も務める。
二人の作品を展示販売
今回の展示販売では、河内國平と河内一平の日本刀が「MITSUKOSHI Art Week -Discover Japan-」に並ぶ。父は相州伝と備前伝を学び、古刀の表現に挑戦して正宗賞を受賞。息子も相州伝を探究し、刀に求める緊張感や美しさを追い続けている。異なる世代の刀匠がそれぞれ歩んできた道を踏まえると、二人の作品を同じイベントで見られる機会として関心を集めそうだ。プレスリリースでは個々の作品名や展示点数、会場の詳細は示されていないため、来場を検討する場合はイベントの案内を確認したい。

編集者コメント
古刀の表現に挑んだ國平と、伝統を受け継ぎながら現代の刀の美を追う一平。二人の経歴を知ったうえで作品を見ると、刀に込められた探究の違いにも目を向けられそうだ。
よくある質問
河内國平と河内一平の日本刀はどこで展示販売されますか?
2026年の「MITSUKOSHI Art Week -Discover Japan-」で展示販売されます。記事では会場の詳細は示されていないため、イベントの案内を確認してください。
河内國平と河内一平はどのような受賞歴がありますか?
河内國平は2014年に正宗賞を受賞しています。河内一平は新作刀展覧会で努力賞と新人賞を獲得し、2018年、2019年、2023年には経済産業大臣賞を受賞しました。