AIアプリ「Snap-In」がタウの車両撮影と画像品質確認を支援

2026-09-30 23:54:23(最終更新:2026-10-01) アプリ・サービス Snap-In (アジェンシア のリリースから)

株式会社AGENCIAは、株式会社タウにAI搭載の車両撮影アプリ「Snap-In」を提供開始しました。画像の部位や撮影品質を撮影時に判定し、画像整理やシステム登録を支援することで、現場と本部の業務負担軽減を目指します。

Snap-In

撮影した画像の部位をAIが判定、掲載順への整理も支援

タウでは車両1台につき、およそ40~50枚の画像を撮影しています。必ず撮影する箇所は約20項目あり、それに加えて車両ごとの損傷など、購入を検討する人に伝えるための写真も必要です。撮影者は車両の状態を見ながら撮りやすい順に作業するため、従来は本部の担当者が画像を一枚ずつ確認し、写っている部位を判断してから掲載用の順番に整え、システムへ登録していました。Snap-Inは、自動車分野での知見と画像解析技術を活用し、画像がどの角度からどの部位を写したものかを、1枚あたり約1秒で判定します。判定結果を撮影対象と結び付け、決められた掲載順に並べたうえでアップロードする仕組みです。撮影者はこれまでと同様に撮りやすい順番で作業でき、本部で画像の中身を確認して並び替える手間を減らせます。

ブレや明るさの問題を撮影時に知らせる

損害車の撮影では、画像を確認した後に白飛びやブレ、暗さなどが見つかり、撮り直しになることがあります。車両を再び撮影場所へ移す必要が生じる場合もあり、現場の負担に加えて、車両情報の登録や掲載の予定にも影響しかねません。Snap-Inは撮影画像の品質もAIで確認し、問題があればその場で撮影者に知らせます。アップロード後の確認を待たずに撮り直せるため、現場と本部の間で発生する再撮影の依頼や、掲載の遅れに伴う機会損失を抑えることにつなげます。撮影担当者の作業方法を大きく変えるのではなく、撮影中の判定によって後工程を支える設計です。

タウは実務で活用し、登録・掲載の円滑化を目指す

タウの情報システム部に所属する石田氏は、これまでは撮影後に本部側で画像を確認して掲載順に並べ直し、問題があれば現場へ再撮影を依頼していたと説明しています。同氏は、Snap-Inなら撮影者が従来の方法を大きく変えずに使いながら、画像の撮影箇所や品質をAIに確認させられる点に期待を寄せています。今後も実際の業務で使い、車両情報の登録と掲載をよりスムーズにしたい考えです。タウは事故や風水害で損傷した車両を買い取り、独自のインターネットシステムを通じて世界125ヵ国以上へ販売しています。AGENCIAは、360°画像やAIなどの画像技術と自動車領域の業務知見を組み合わせ、現場の作業から画像整理、登録までを踏まえたDXソリューションを提供しています。

Snap-In 画像2

Snap-In 画像3

編集者コメント

撮影の順番を変えずに、画像の確認や整理を支援する点がSnap-Inの特徴です。撮影現場と本部の双方にある作業上の課題へ、AIを実務の流れに沿って組み込む取り組みとして注目されます。

よくある質問

Snap-Inはどのようなアプリですか?

車両の撮影画像をAIで判定し、画像の整理やシステムへの登録を支援するアプリです。撮影箇所の判定に加えて、画像品質の確認も行います。

画像の判定にはどのくらいかかりますか?

AGENCIAが開発したAIは、画像がどの角度からどの部位を撮影したものかを、1枚あたり約1秒で判定します。判定結果をもとに、画像を指定の掲載順へ並べてアップロードします。

撮影画像の品質も確認できますか?

白飛びやブレ、暗さといった品質上の問題をAIが判定し、撮影者にその場で知らせます。撮影時に問題を把握できるため、その場で撮り直すことができます。