「あさレポ」が業務後の自動点呼に対応、国交省認定を取得
鈴与シンワートのクラウドサービス「あさレポ」が、国土交通省から業務後自動点呼機器として認定されました。同社は有償オプションとして業務後自動点呼機能を提供し、運行管理者が立ち会わずに点呼を行える仕組みを用意します。

国交省の認定を受け、業務後点呼を自動化
鈴与シンワートは2026年7月29日、「あさレポ」が業務後自動点呼機器の認定を取得したと発表しました。認定番号はJG26-030です。あわせて同日、有料オプションとして業務後自動点呼機能の提供を開始しました。この機能を使うと、業務終了後の点呼やアルコール確認を行う際、運行管理者がその場に同席しなくても実施できます。運行管理者が作成した点呼予定をもとに、ドライバーが認定機器・システムを用いて点呼を行う仕組みです。点呼業務に人が付き添う必要をなくすことで、業務の効率化や人手の有効活用につなげるとしています。
点呼をめぐる制度と「あさレポ」の役割
運行の安全を守るため、点呼は原則として対面で行うことが求められています。一方、対面と同等の効果があると国土交通大臣が定めた方法として、遠隔点呼や自動点呼といったICTを活用する手段も認められています。今回の業務後自動点呼機能は、この制度の枠組みに沿って運行管理者の負担軽減と業務の省力化を目指すものです。「あさレポ」は、運転前のアルコール確認と検温の記録をクラウド上でまとめて管理するサービス。酒気を帯びた状態や発熱時の運転を防ぐため、乗務前の確認に利用できます。なお、検温を行うには、鈴与シンワートが指定する検温機能付きアルコール検知器が必要です。
顔認証や通知、車両関連の機能も用意
サービスには、小型の携帯デバイスとスマートフォンを使って場所を問わず確認できる仕組みのほか、AIによる顔認証とGPSによる位置の記録が備わっています。アプリからの通知や管理者への連絡により、測定の失念を防ぐ機能も用意されています。料金面では、初期費用がかからず、月額基本料も0円の従量課金プランを提供。運転日報や車両予約、ビデオ点呼などのオプションに加え、テレマティクス、デジタルキー、アルコールチェック代行といった外部サービスとの連携にも対応します。実施状況を確認するレポートPlusも有料オプションとして用意されており、同社は自動点呼にとどまらず、日々の運行管理を幅広く支援していく方針です。

編集者コメント
業務後の点呼で管理者の立ち会いを省けることは、日々の運行管理を効率化したい事業者にとって注目点です。アルコール確認や車両管理に関する機能もそろう「あさレポ」が、自動点呼を含めてどのように活用されるかが気になります。
よくある質問
あさレポの業務後自動点呼機能はいつから利用できますか?
鈴与シンワートは2026年7月29日に提供を開始しました。有償オプションとして用意されています。
業務後自動点呼機能では何が変わりますか?
業務後の点呼やアルコール確認の際、運行管理者の立ち会いなしで実施できます。認定番号はJG26-030です。