地震計アプリ「i地震」が20万DL突破、7月17日に全面刷新
白山工業が提供する無料アプリ「i地震」が、累計ダウンロード数20万件を突破しました。これを機に画面や操作方法を見直した新バージョンが、2026年7月17日から提供されます。

計測から解析まで、画面と操作を一新
今回の更新では、アプリ全体の画面設計と操作の流れを改め、必要な機能を見つけやすくします。計測の開始や記録したデータの確認に必要な手順も減らし、地震や振動を調べたい人が扱いやすい環境を目指すとのことです。研究・教育の現場だけでなく、揺れを可視化してみたい利用者にも向けた刷新となっています。さらに、計測中に表示される波形の描画速度を改善。揺れ方の変化を、これまでより滑らかな動きで確認できるようになります。
スマートフォンのセンサーで振動を記録
「i地震」は、iPhoneに内蔵された加速度センサーを使って、地震や振動を測定・保存するアプリです。設定した加速度の基準を上回る揺れを検知すると自動で計測を始め、記録には100分の1秒単位の時刻情報が付与されます。時刻は外部のNTPサーバーとの同期によって記録する仕組みです。アプリ上では波形の確認に加え、震度の表示やFFTによる周波数解析、速度・変位の解析も利用できます。スマートフォンで計測からデータの分析まで行える点が特徴です。
保存先の選択肢も拡大。研究や防災教育にも
新バージョンでは、計測したデータを利用者が選んだ場所へ手動で書き出せるようになります。メールに添付したり、外部ストレージに保存したりできるため、データの受け渡しや保管方法に応じた使い分けが可能です。アプリは2010年8月に提供を開始し、教育機関や研究機関、建築構造分野、防災啓発などで使われてきました。白山工業と防災科学技術研究所が共同で開発した無料アプリで、刷新後の対応環境はiOS 16.6以降のiPhone 8/iPhone X以降、およびiPadOS 16対応のiPadです。


編集者コメント
身近なiPhoneを計測に活用し、波形確認や解析まで行える点が「i地震」の特徴です。今回の更新では操作面に加えてデータの書き出しも見直され、研究・教育や防災活動での使い勝手に注目したいところです。
よくある質問
リニューアル版はいつから利用できますか?
2026年7月17日から提供されます。対応環境はiOS 16.6以降のiPhone 8/iPhone X以降と、iPadOS 16対応のiPadです。
「i地震」ではどのような解析ができますか?
波形表示や震度表示に加え、FFTによる周波数解析、速度・変位解析を利用できます。時刻情報は外部NTPサーバーとの同期によって記録されます。